大阪府堺市の消化器疾患専門医療機関 鳳胃腸病院。電話:072-273-2821
皆さんは、大腸内視鏡検査と聞いて、どの様なイメージをお持ちですか?
検査に対して患者様からの不安や疑問の声をよく耳にします。
ここでは、当院の大腸内視鏡検査について紹介していきます。
物(便)が残っていると十分な観察ができません。便が残っているときは、見落としが 無いよう、便を吸い出しながら検査するため時間がかかってしまいます。そのため、食 事制限をしていただき、下剤を服用し、検査までに腸内をきれいにしておく必要があり ます。当院では、3種類の下剤をご用意しています。
マグコロールP | |
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水で溶かして飲んでいただく下剤です。 |
ビジクリア錠 | |
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錠剤タイプの下剤です。
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モビプレップ | |
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水に溶かして飲んでいただく下剤です。
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下剤の種類については、スタッフと相談しながら決定して頂きます!
また、当日の下剤の服用は、
@ご自宅での服用、A当院での服用をお選び頂けます。来院時間は午後からの時間帯を選んで頂く事もできます。
※検査前日より入院していただく方法もあります。
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1.着替え 着衣が汚れないよう、検査着に着替えます。着用したまま大腸内視鏡検査を受けていただける検査着になります。 |
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2.点滴開始 着替えが終わったら点滴開始です!この点滴の目的は、脱水予防や検査中に薬剤の追加投与が必要な時に迅速に対応するために行います。 補足★
大腸には一日当たり約8リットルの消化液が分泌され、通常はその分泌された水の全量が再吸収されますが、下剤により水分の再吸収が阻止されるので、脱水症状を引き起こす場合があります。 そのため、脱水を予防するための点滴が必要となります。 脱水の際には、めまい、ふらつき、さむけ、脱力感、一過性の血圧低下などの症状が現れます。 |
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3.検査室へ入室 |
![]() ![]() モニターの装着 |
4.検査準備 |
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5.検査時間 大腸内視鏡検査は、必ず医師が実施いたします。 |
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6.検査開始 投与後、医師によって、カメラが挿入されます。患者様は鎮静剤の影響で、ウトウトされている状態です。 |
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7.検査終了 検査終了直後は、お薬の影響が残っている状態なので、移動は車いすで行ないます。入院以外の方は、検査後1時間から1時間半の休憩をとって頂き、その後、医師から説明を聞いて帰宅となります。 |
A:大腸内視鏡検査を受けるにあたり、「痛いのでは?」というイメージをお持ちだと思います。
当院では、検査時に鎮静剤(眠たくなるお薬)を使用するため、検査後の患者さまより「眠っている間に検査が終わった」「楽だった」というご感想をお聞きします。
鎮静剤の効き目は個人差があり、一人ひとり異なります。痛みがある場合は薬剤を追加するなど、なるべく苦痛が少なく済むように対応しています。
A:大腸内視鏡検査時にポリープを発見した場合は、その場でポリープを切除する、ポリペクトミー処置を行います。
ポリープを専用の器具(ポリペクトミースネア)を用いて、ポリープを焼き切ります。
A:鎮静剤が覚めるまで休んでいただきます。
その後、医師より検査の説明があり、帰宅していただきます。日帰りの検査が可能です。
翌日より、無理のない範囲ではありますが、通常の生活をしていただくことができます。
現在、大腸の病気になる方は増えています。
一人でも多くの方が検査を受け、 早期発見・早期治療をと願います!検査には様々な不安があると思いますが、 安心して来院してください。