お知らせ

大腸がん手術の名医 奥田準二医師よりご挨拶

私は、1984年に医師になり消化器外科医として本年2023年で40年目になります。1993年からは大腸がんの外科治療をメインに、開腹手術よりも精密で心身に優しい内視鏡下大腸手術(腹腔鏡下大腸手術、ロボット支援大腸手術や経肛門内視鏡手術など)を専門としています。国内外の多くの病院からの依頼出張手術も含め、これまでに私が執刀や指導した内視鏡下大腸手術件数は8,000件を越えています。

とくに最近は、大腸がんの中で最も難易度の高い直腸がんに対する肛門温存手術を求めて直接受診や他院からのご紹介、セカンドオピニオン外来を介したご紹介など手術依頼が急増しています。直腸がん手術では、肛門機能温存に加えて、性機能や排尿機能を司る骨盤内自律神経の温存も重要となります。深く狭い骨盤内で直腸がんや転移の疑われるリンパ節を残さずに切除して、肛門と骨盤内自律神経を安全確実に温存するには高度な技術のみならず、豊富な経験と確かな実績に基づいた的確な判断と柔軟な対応力が必須となります。私どもは、安全で質の高い手技と豊富な経験をもとに、いま目の前にいらっしゃる患者さんに最適な直腸がん手術を腹腔鏡の拡大視・近接視を活かして精密かつ低侵襲に行っており、その実績は国内外で極めて高く評価いただいています。

私は、昨年2022年1月からは豊中敬仁会病院に院長補佐、内視鏡ロボット手術センター長として赴任し、常勤しています。

鳳胃腸病院には大腸がん手術指導医として毎週火曜日に診療させていただいており、私の執刀ご希望であれば同日午後から大腸手術(3次元腹腔鏡を用いた高精度の低侵襲手術)を執刀させていただきます。同院でも大切な患者様に迅速的確に心身に優しい治療でお役に立てますように、外科チームのみならず、ESDなどの高度な内視鏡治療や術前後の抗がん剤加療を始め、適切な治療前評価をもとに、安心していただける心のこもった看護など病院全体がワンチームとなって取り組んでいます。

大腸がんで手術が必要と言われたら最初の手術が最も大事です。手術に関してもっと詳しく話を聞いて相談したい時には同院でも火曜日午前に私がセカンドオピニオン外来をしていますので、お問い合せの上でご活用ください。

2023年2月21日
奥田 準二 拝

外来受診の方へ

入院される方へ

外来化学療法室のご案内

大阪医科大学附属病院 がんセンター

インターネット受付はこちら

電話受付はこちら

消化器ドックの申し込みはこちら

フォトギャラリー

職員募集

アクセスマップ

携帯版